20060109:
- 宮台真司,北田暁大『限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学』双風舎2005.10
こういう本は読むのに時間がかかってしまう。時間かけても流して読んでも,きっと理解できる程度は同じなのだろうけど,なぜかじっくり読もうとする。こういうの小説のつもりで読めないかな。
- H.F.セイント作/高見浩 訳『透明人間の告白〈上〉 (新潮文庫)』『透明人間の告白〈下〉 (新潮文庫)』新潮文庫1998.5
小説のつもりでと書きつつ,実のところ何年間も小説を読んだことがなかった。読む余裕もなかった。それも悲しい人生だから,ラジオで評判を聞いたこの小説を買ってみた。なるほど面白い。けれど,原稿書きが気になって没頭できない。ああ,こりゃまた時間がかかりそうだ。
- 日本記号学会『ケータイ研究の最前線 (新記号論叢書「セミオトポス」)』慶應義塾大学出版会2005.12
じゃ,何の原稿書いているかというと,いまはケータイモラルに関する学習教材のこと。この本に載っている日本の携帯契約数の最新情報をWebで探したら,携帯+PHSをあわせてのべ9421万契約なのだそうだ。100人中72人くらいが持っている勘定。お隣の韓国は台数こそ3658万台だが,100人中では76人で少し多いのだそうだ。
以上。